むひょーお


by end-and-end

<   2008年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

おしどりミルク

最近売れているらしい血液型B型のナンちゃら本を立ち読みするたびに自分のあまりのB型人間ぶりに心の3分の1がざわめき立つ今日このごろである。B型で何が悪い、僕は生まれてこの方ずーーっと血液型B型だ、おかげで英語でbから始まる単語が大好きだ、ビコーズとかビルゲイツとか。

というわけで最近の文化レビューです。

1.CD:ウルトラオレンジ&エマニュエル 「ウルトラオレンジ&エマニュエル」
去年発売されたCD。フランスのロックデュオのウルトラオレンジが女優のエマニュエル・セリエと組んだ作ったいい出来だ。なCD。ヴェルヴェットアンダーグラウンド直系な知的さを感じるロック音楽で、やや一本調子ながらどの曲もかっこよく粒揃い。  9点

2.ザ・ロイヤリティーズ 「ザ・ロスト・ロイヤリティーズ」
北欧はノルウェーのバンドの2作目で、雑誌で読んで面白そうというだけで視聴無しで買いましたが見事に当たり。非常にポップで耳ざわりも良く、クイーンの影響を感じるドラマチックさもある。今後注目のバンドかも。  8点

3.映画:「ノーカントリー」
アメリカを代表する映画監督、コーエン兄弟の最新作にして今年のアカデミー作品賞受賞作品。決して派手な映画ではないのにその緊張感、画面から滲み出る迫力に息つく暇のない映画に仕立てたその演出力、演技力に唖然、ブラックなコメディーセンスもさらりと決まっている。間違いなく今年上映される映画のなかでも最重要な作品の一本、超名作。  10点

4.映画:「愛しき隣人」
途中で眠気に負けて眠ってしまいました。ユーモアもあるし監督の技巧の高さは痛いほど分かるのですが、これはいかんせんオナニーになりすぎではないのでしょうか、メリハリをわざとつけずに傍観者として映画を作ったのは分かりますが技術力が高いからと言ってそんな作り方されたら眠くなるよ、悪い映画とかじゃ全然ないのに  6点

5.映画:「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
ノーカントリーとアカデミー賞の座を激しく争った、アメリカを代表する映画監督、ポール・トーマス・アンダーソンの最新作。一歩間違えればキチガイのコントにもなってしまうような危うさを邪悪な喜劇に成立させたその技量に感服。レディオヘッドのギターが手がけたと言う音楽も映画の出来に一役買っている。間違いなく今年を代表する映画の一つ、超名作。  10点

6.CD:寺尾紗穂 「風がびゅうびゅう」
坂本龍一やらサケロックやらから賞賛を受け、またエッセイも出版してそちらは角田光代から賞賛されたり、まさにあらゆる角度から絶賛を浴びるピアノ弾き語り女性シンガーソングライターの最新作。前作は昨年のマイベスト邦楽でしたが、今回も矢野顕子や大貫妙子なんかを連想させるそのピアノ演奏や歌声が素晴らしい。物語のような歌詞、それを彩る挿絵のような演奏、そしてそれを読み聞かせる語り部のような歌声。  9点
[PR]
by end-and-end | 2008-05-24 00:02

アイゴン降臨

ラーメンの翌日はカエラちゃんである。ライブに行ってきたのである。野郎一匹で木村カエラという人気者のライブに行くのはいわばライオンの檻に放り込まれたマントヒヒというくらいアウェーな雰囲気であり何故5000円払って自らチケット取ったのにこんなに不安しか浮かばないのかというくらい心臓バクバクで道中何度も煙をすって素数を数えて自らを落ち着かせる。しかし良く考えてみたら人生そのものがアウェーなのだから気にすることなどないのであった。

果たして会場は健全なカップル、表面的なお友達同士、あるいはカエラちゃんハアハアなおたくの巣窟でありまさにアイドルのコンサート状態であり物販の長い列を避けるように席に座ってみると最前列では一部がすでにカエラタオルを回したりして非常に嫌な予感でそら開演です。

そしてカエラちゃんは痩せててかわいかった。ギターアンプがオレンジだからかカエラさんもオレンジと黒のチェックのまるでコートのようなお服でチェック柄のコートの似合う女の子に弱い僕は何度も「カエラさんかわいいようよどうにかなっちゃうよかわいいようよ」となるのであったがいかんせん会場はいかにも大晦日のCDTVライブかよなノリ方で非常に辛くみんな立っているので席に座ってのんびりできないので仕方なく僕も立ってみて適当に手拍子とかしてみたり周りが「カエラチャーーん」と言うコールなので「木村サーーん」と言ってみたりはしない。

バックバンドは屈強であり、カエラさんは歌唱力抜群で曲の出来もいいのでそのうち普通に音楽に聞き入る。なんとギター役としてアイゴンさんが来ていた。アイゴンさんと言ったら偉大なる渋谷系裏番長ことエルマロのメンバーでありメチャクチャギターもうまくソングライティングも素晴らしい日本ロック会の重鎮であり木村カエラにもデビューの頃からお世話してる人格者でありそのルックスはおっさんでありステージ上で一人特異なオーラだがそれでも偉大なアイゴンさんである。

そんなアイゴンさんだから「アイゴ-ン」と言うコールが乱れ飛んでもいいわけだが周りは「相変わらず「カエラチャーん」でありアイゴンのアも分かっていない様子、分かってる方が一回だけ「アイゴーン」というコールをアイゴンさんがボコーダーでコーラスかけた時のみしただけであり、メンバー紹介でもとりわけ大きな反応もないので僕だけ頑張って大きな拍手をしてみるが何も変わらない。大体カエラさんもツンデレなのかただ単に冷たいのかアイゴンさんが作った曲の前に「この曲はこちらのギターのアイゴンさんが御作り遊ばしたざます」とかは特に言わない。

悔しいのでそのうちアイゴンさんばかり観ていたら「アイゴンさんかっこいいカエラさんかわいいアイゴンさんかっこいいカエラさんかわいいカエラさんかっこいいアイゴンさんかわいい、あれっ」となりよく分からないうちにライブが終わってまあカエラさんかわいいやりたーいアイゴンさんかっこいいギターうまーい。





で、ここからは真面目に感想ですが、ライブ全体としてはアイゴン初め屈強なバックバンドなのだからもっとアルバムの雰囲気を壊して色々遊んでしまった方がいいんでは、せっかくライブに来てるのだからアルバムとは一味違う物を聞きたいじゃないですか。

まあなんか一般芸能人のライブみたいな観客のノリで、曲を聴きにくるというより芸能人を観に来てる感じの観客ばかりで、楽曲にはニューウェーブな要素を取り入れたりした冒険心があるのに伝わっているのか否か。これからもこういう観客層が予想される中、ただ消費される音楽者ならそれでもいいが、木村カエラはそういうものを目指してはいないと思うのでこの雰囲気は打破しなくてはいけないのではないでしょうか。まあかわいいし痩せててスレンダーで素晴らしいですが。
[PR]
by end-and-end | 2008-05-21 01:22 |

中国製ラーメン

最近は夕飯がまともじゃなくなってきており。春雨ヌードルちょっとかじって寝たり、忙しすぎて昼に買ってた弁当を夜に食って一日一食とかであり非常に健康は危なくなっており。実際に最近腹は痛くないがとにかく大便がゆるゆるであり。であるのだが今年のテーマは「痩せる、例え不健康になっても」であるので健康なんぞどうでもいい、そんなもんに縛られて長生きできるわけが無いのである。

とはいえ夜に無償に飯が食いたくなる、胃袋の発情期があるのもあり、あっちの発情期にばかり対応してこちらの発情期を無視するのも人道的観点からよろしくないのでラーメン屋に飛び込んだのは昨日の夜のことインザナイト。

とりあえず安いものをと思うと大概の店では醤油系のラーメンでありこの店もそうなのである、が中華ラーメンと名乗っているそのラーメンは290円とここは本当に日本なのかという物価であるが確かに店員はいらっしゃいませと日本語であり、注文する時に博識な僕は英語スペイン語ジャカルタ語その他もろもろの言語で「中華ラーメン大盛りください」とやってみても店員は「キャンユースピークジャパニーズ」という反応なのでやはり日本である。

ラーメンを待っている間は暇なので世界一優しい僕は世界平和について考えていたらまだアフリカの2割くらいしか平和になっていない時間でラーメンが一丁あがりでありそのスピードはカップラーメンよりも速くカップラーメンの存在意義が問われる。

で、ラーメンであるが確かに醤油スープな色匂いその他であり価格が安いのはこの店が良心的であるからかあるいは僕が立派な人間であるからだなあ。と思いながら食してみると、これは非常に薄味、薄味あっさりのラーメンが僕は好きですがこれはあっさりとかそういうレベルではなく「お湯+醤油風味」レベルであり、「いやや、スープ飲んでいくうちにどんどん味がノーマルになっていく仕組みだね」とスープも全部飲み干してみるがやはり味は超薄味で、ではこの醤油ラーメンな色匂いはなんぞやご主人様それはきっと着色料でございます。

騙された、ここは日本なのにこれは安い金で無理矢理中国人を働かせて作り上げた中国製なラーメンだな、とレジに伝票を持っていき「おいおい君は僕を騙して中国製ラーメンを食わせたな」と抗議するも「おいおいそもそも君が頼んだのは中華ラーメン、すなわち中国製ラーメンだろ」と言われてみるとナルホドそのとおりであるなあと思い観念してお金を払うと自分も残業帰りなのに深夜料金を取られたので頭にきて店員の顔に「メイドインチャイナ」のタグを貼り付けて帰った。
[PR]
by end-and-end | 2008-05-21 00:42 |

ケツの穴を狙うほか弁

ほか弁が「ほっともっと」って名前になるんだってね。ほっともっと、略すと「ほも」になるけどいいのでしょうか。だってホモ弁ですよ、ホモ弁。町中に
「お昼ご飯はどうしますか、先輩!!」
「今日は、ホモ弁を食べよう後輩!!」
みたいな会話が溢れるのでしょうか。フレディーさんもびっくりまんごーですよ。

別にゲイの人を否定しているわけではないですよ。ゲイの人も堂々としろって昔のロックで歌われてたし。僕のケツの穴の貞操さえ守られれば別にいいんです。

今日は休みで家にいますが、今日が仕事の正念場と言う摩訶不思議な状況にいます。

最近東京に遊びに行きたい熱が急上昇中、給料が入ったらふらぶら遊びに行こうかなと現在深刻に検討中。
[PR]
by end-and-end | 2008-05-13 11:43

憧れはダイエット

忙しさと共にゴールデンウィークは去っていき、また町全体がスーツを着てネクタイを締め出しました。僕はやっとネクタイから解放されました(でも2日間だけ)。今年のゴールデンウィークは仕事は散々でしたね。でもキャッチボールしたりできましたり、友達(僕だけがそう思ってるだけかもしれませんが、僕にとっての主語は僕以外にはありえないのでここでは「友達」です)と夕飯食えたので、まあいいかと。

今日はやっとアカデミー賞作品「ノーカントリー」を見ました。今年のアカデミー賞はインディー系作家の作品ばかりで、マスコミがどう盛り上げようか悩んでるのが痛快でした。

で、「ノーカントリー」ですが、あまりの凄さになんと言っていいのか・・、心臓が今でもバクバクいってます(バグバグではない)。多くを語らず、しかし明確にアメリカという国が浮かび上がる作品ですね。殺し屋役の人の演技が「怪」でした。ばんばん人が殺されること殺されること。リアル空気砲は凄い。

原題は「NO COUNTRY FOR OLD MEN」、直訳すれば「老人に国は無い」、意訳するならば「老人は死なず、ただ居場所を失うのみ」と言ったところでしょうか。この作品の真の主人公はこの「OLD MEN」なので邦題は作品の一番大事なところを失ってますね。


しかしあれだ、最近の食生活がひどい。毎日春雨ヌードルだ。やっぱり男は料理が出来なくては。とりあえず長らく封印していた肉じゃがを作る事を決心。
断固として、一人ぼっちの部屋で、一人ぼっちで、肉じゃがを、作って、一人ぼっちで食べる。そしてもっと痩せる。
[PR]
by end-and-end | 2008-05-08 00:49

一家に一枚パフューム

ゴールデンウィークももう少しで終わり、そうすれば休めるやっと休める、大型連休を僕にも少し分けてくれ、会社の後輩に早くも馬鹿にされている僕の切実な願いです。

しかし最近は馬鹿なことをする機会が減って、これはいけないです。馬鹿なことをしたいせっかく馬鹿に生まれてきたのにもったいなや。

とりあえず明日もパフューム聞きながら出勤だ、チョコレートディスコチョコレートディスコ。
[PR]
by end-and-end | 2008-05-04 23:15

腑抜け女子で腑女子

皆さん明日からGWでおめでとうござます。僕はずっと仕事さ。こっちで遊ぶことありましたら声かけてくんなまし。夜なら行けるかもしれませんから。

で、最近の文化紹介なのですよよーん。

1.CD:木村カエラ 「+1」
相変わらず豪華作家人といい仕事で優等生なカエラさんですが、逆に言うと期待の斜め上を越えていくこともない、いろんな意味で安定感。とはいえライブのチケット買いましたが。モーサムの作曲、演奏の曲が最初のイントロからもろモーサムでうけた、奥田民生とカエラさんは相変わらず相性わるいなあ。  7点

2.映画:「人のセックスを笑うな」
初めのロングカットでの嫌な予感的中。これで2時間以上はつらいです、定点カメラでの長廻しが永遠って、メリハリが無さ過ぎてだれることだれること。カメラのアングルは素晴らしいので雰囲気はあるんですが、それだけなところが自主制作上がりの学生レベル。せっかく画一つ一つはいいのにもったいない。  5点

3.映画:「迷子の警察音楽隊」
傑作、名作ではありません。が、噛めば噛むほど味が出る、素晴らしい佳作、特に特別なことが起こらないけど、「特別なことが起こらないということが起きている」ことがしっかり描けているのが素晴らしい、本当に雰囲気のある映画というのはこういうものなのですよ。  8点

4.DVD:「谷村美月 17歳 京都着」
関西TVの深夜枠で放送され、深夜としては高い視聴率を叩きだしたというフェイクドキュメンタリー。いやー谷村美月は天才女優。今もっとも期待される女優ですね。何回見てもどこまでが本当でどこまでが嘘か分からないフェイクドキュメンタリーの傑作。  8点

5.漫画:オノナツメ 「GENTE」 2巻
老眼鏡紳士萌えという作者の、老眼鏡紳士が活躍する漫画の外伝の2巻。老眼鏡紳士が好きな腐女子はもちろん、それ以外の人も楽しめる、思わず何度も読み返したくなる小粋なストーリーが相変わらず素晴らしいです。  8点

6.漫画:ツジトモ 「GIANT KILING」 5巻
今、日本一面白いサッカー漫画。はったりの利き方が抜群、キャラクターの立ち具合も抜群で素晴らしい。これのために毎週モーニング読んでます。  9点

7.CD:perfume 「GAME」
中毒性の異様な高さが素晴らしいですね、とにかく音の作りこみは素晴らしいです。とはいえ全く隙の無い作りこみ方ではなく、むしろ隙の作り方が凄いです。高品質なJーPOPですね。
8点

8.CD:ザ・ラスト・シャドウ・パペッツ 「ジ・エイジ・オブ・ジ・アンダーステイメント」
今イギリスで最も勢いのあるバンド、アークティックモンキーズのフロントマンとそのお友達によるサイドプロジェクトですがこれは凄いです。60年代のポップ音楽に影響をうけためくるめく世界観。最近似たり寄ったりな新人ロックバンドが掃いて捨てるほど出てくるこのご時世に、このオリジナリティーは凄いです。今年のイギリスを代表するCDの一つになるでしょう。  10点

9.映画:「アイム・ノット・ゼア」
ボブディランをテーマに、彼の様々な顔をそれぞれ違う役者が違う人格として演じると言う、いわば実験映画。何よりボブディランの音楽が素晴らしい、ボブディランはまさしく20世紀最大の音楽家の一人でしょう。作品としては女性でありながら「ロックンローラー」としてのボブディランを演じたケイト・ブランシェットが素晴らしい存在感。面白いのは確かですが、これで各ストーリーがしっかり絡み合えばもっといい出来だったのに。  8点

10.映画:「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」
アウトサイダーアートの天才にして、20世紀最も偉大な引きこもり、ヘンリーダーガーについてのドキュメンタリー。
この人は施設を脱走して17歳で働き出しながら、それ以外の時間は部屋に引きこもり、ひたすら誰に見せるためでもなく、自分の妄想を小説なり絵画なりに表現していき、1万5千ページに及ぶ小説、自伝、日記、大きいもので4メートルを超える絵画を一人ぼっちで書き続けたという、まさにキチガイ、いや異形の天才。
たまたま管理人さんが芸術に理解があって、彼の死後に作品を公開して今では世界各地で展覧会が開かれるという、世界最強の引きこもりなのです。というわけで、全世界中の引きこもりの人は必見のドキュメンタリーです。  限りなく個人的な10点
[PR]
by end-and-end | 2008-05-02 22:20