むひょーお


by end-and-end

<   2009年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧

エジプト文明テクニカル

昨日、いいともに木村カエラが出ててなんか知らないけど泣いてたんだ、そしてその6時間後、なぜか木村カエラの新譜を買ってしまってたんだ。買う予定無かったのにね、騙されたね。でも期待以上の出来で満足しちゃったんだ、シングル曲が皆イマイチだと思ってたけど、、その他の曲の充実振りよ、このクオリティーなら買っても大丈夫でした。

まあメインはサンタラの新譜だったわけで。もうこちらは信頼して聞いてるので買う前から満足だ。絡みつくように情景を描写しながらもどこかドライなボーカル、曲に表情をつけるギター、すんばらしいでした。

掘り出し物だったのはNHKのドラマのサントラ。大友良英が作ってて菊池成孔やらtokieやらカヒミ・カリイやら浜田真理子やら参加というんで買ったんだがこれが傑作。大友良英は映画「カナリア」のサントラも凄かったし、さすがです。


んで、5月と6月前半に見た映画メモ。5月は4本しか見なかったな、珍しい。

1.鴨川ホルモー
京都を舞台に「ホルモー」という謎の競技に打ち込む大学生の青春物。「ホルモー」という競技がどんな要因で強い弱いが出るのかよう分からん描写はあれですが、上滑りしてる感じがある意味大学生の青春っぽいというわけである意味共感できた、というか大木凡人ヘアとめがねの栗山千明がかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいすぎてその他の事など記憶にございません。映画見ながら絶対にやついてたな俺。   栗山千明が10点、映画としては7点

2.新宿インシデント
ジャッキー・チェン最新作はなんと日本の裏社会物。密入国してきたチャイニーズがやくざと結託して新宿裏社会に大勢力を築く話。そしてこの映画の最大の弱点はジャッキー・チェン。こんなに弱いジャッキーにはがっかりだし、大体やくざものにジャッキーを使わんでもいいだろ、なんか年取ってから慌てて作風を広げようとしてる感がありありです。話としてはなかなかスリリングなのに。やっぱり日本でスリリングで迫力ある映画を撮るにはやくざものだな。    7点

3.重力ピエロ
杜の都では神のように崇められてる伊坂幸太郎のベストセラー小説の映画化。こんなストーリーでベストセラーでいいのかよって出来。例によってこちらの予想を裏切るテクニカルなストーリー展開なのかもしれないが
逆に予想をかわし過ぎて話が変な方向に行ってるし心に全然ぐっと来なくなってると思うんだが。このタイトルって多分、空中ブランコを軽やかに飛ぶピエロのように、血のつながりがなくても「遺伝子」という名の「重力」に負けずに、飛び上がる家族って意味の話だろうけど、僕には「憎しみ」という名の重力に負けた気狂いピエロな家族って話にしか見えませんが。別につまらないというわけでもないけど納得できない。     6点

4.消されたヘッドライン
とある事件に隠された陰謀を暴くために地道に真相を探る新聞記者を通じて、「新聞というメディアは消えても本当にいいのか?」というテーマを描く、サスペンスってのはこう作るんだ。的な小手先でかわさない、息をつかせぬスリリングな展開と緊張感溢れる快作。僕は新聞を買わないし読まない男でありますがやっぱり紙媒体で読むから面白い。っていうのはありますよね。青空文庫で本読んでも全然面白くないし。   8点

5.おと・な・り
麻生久美子と岡田准一主演によるお隣さん同士なのに顔すらあわせた事がない男女が巡り会うまでみたいな、いわゆる「巡り会い」もの。なかなか巡り会えない、けど惹かれて行く的な過程がそんなにないのでこの二人が巡り会う必然性が感じられんのって致命的だし、展開も全体的にとってつけたような展開だな。岡田准一パートは物語をかき回す元気な関西娘を谷村美月が大好演なのでまだ良かったけど。はっぴいえんどの「風をあつめて」が物語のキーワードでした。後半無理矢理キーワードになるんだけど。  6点

6.ハゲタカ
NHKの大人気ドラマの映画化。ドラマは面白かったし、話の展開は面白いと思いますがこんなの映画でやるなよ的でして、具体的にはTVドラマ的なのっぺりした演出、鳴らしまくりのうざいBGM、スクリーン上でピンボケ~な映像、2時間ドラマでいいじゃん。まさか編集したら2時間越えたから映画館でやったのではと疑いたくもなる。金に群がるハゲタカって受信料を無理矢理にでもかき集めるNHKのことだよな。受信料払うのが馬鹿馬鹿しい気持ちになりながら帰宅。   5点

7.花の生涯
中国の巨匠、チェン・カイコーの最新作は彼の代表作「さらばわが愛 覇王別姫」と同じく京劇もの。中国4大女形の一人、メイ・フォアランを描いたお話。信念を守り京劇の古い概念を打ち破る前半部分、一転して芸術に縛られて苦悩しながらも、最後の最後に自らの信念を貫く後半部分という感じの構成で、偉大なる芸術家の栄光とそれゆえの苦悩がこれぞ映画というような見事な演出と高揚感を持って描かれています。ハゲタカみたいな代物の後にこういうちゃんとした映画を見ると安心します。    8点


と言うか日本映画の出来がひどいんですが。。今年前半の勢いは何だったんだ。
[PR]
by end-and-end | 2009-06-25 01:23 | 日々

嘘だーー

三沢さんが死ぬなんて、僕は信じません、ノアだけはガチゆえの悲劇が。。冥福をお祈りいたします。でも信じられねえっす。誰か嘘だと言ってくださいよ。
[PR]
by end-and-end | 2009-06-14 00:03 | 日々
昨日買ったイギリスの変態でポップなロックバンド、スーパーファーリーアニマルズの新譜、いつも凄いけど今回も凄い。いつもいつも変態なのにどこまでも普遍的にポップという奇跡のような音楽をありがとう、今回は変態ぶりは抑え目でギターロック調の曲が多いけど、それでもところどころやっぱり変態、そしてポップ。こんなバンド世界中探してもないですわ。

一方くるりの新譜はストレートなロックアルバムですね、本当に岸田は教科書にのるみたいなお手本のようにいい曲書くな。昔はそんな自分がいやで「図鑑」みたいなねじれたロックをやってたんだろうけど、今は肩の力が抜けた感じが心地よいです。でも昔のも好きだけど。

で、4月の映画メモの続きなり。

1.「MILK」
アメリカ史上初、ゲイであることを公言して公職に着き、最後は暗殺されてしまったハーヴェイ・ミルクの生涯を描く作品。この映画を見るには「クローゼットから出る」と言うスラング(同性愛者であることをカミングアウトする。と言う意味)ぐらいは知ってたほうが良いです。そうしないとミルクの最後のメッセージが理解できない。
と、まあそんな薀蓄はさておき映画としてはとてもよい出来でした、特にショーン・ペンの演技は素晴らしいですな。マイノリティーが社会的抑圧と戦う映画として心打たれます。でも同性愛者の絡みシーンはちょっと辛いんですが。       8点

2.「フロスト・ニクソン」
人気ワイドショーの司会者が元アメリカ大統領の疑惑を解き明かそうとインタビュー番組で熱いバトルを繰り広げる映画。様々な策を仕掛けあう、緊張感溢れる映画でございますけどニクソン大統領と言う人が「ウォーターゲート事件」で失脚してなんたらかんたらという知識があるとより楽しめる、なので無知な僕は100%この映画を楽しめたわけではないみたいです。それでも面白かったけど。   8点

3.「グラン・トリノ」
神様のような映画。なんでこんな凄い映画を撮れてしまうのか、イーストウッドこそまさに映画界の神様。老人と少年の心の交流を現代のアメリカの問題点を託して描いた超傑作。そんでもって最後には希望が溢れておる。今年の映画でこれ越えるのは出てこないんじゃないかな。   10点

4.「罪とか罰とか」
先日、緒川たまきさんとご結婚なされたケラリーノ・サンドロヴィッチの新作はゆるーくてブラーックでナンセーンスなケラさんらしいコメディ映画。ちょっと尺が長いですがさすがに手堅い出来。ケラさんの映画なので当然犬山イヌ子も出てます。大倉孝司も出てます。個人的には奥菜恵のビッチぶりがツボ、はまりすぎ。  7点

5.「バーン・アフター・リーディング」
昨年アカデミー賞受賞のコーエン兄弟の新作は絶対アカデミー賞が取れないゆるーくてブラーックでナンセ-ンスなコメディ映画。完全に気の合う仲間と力抜いて作った感の、ある意味自主制作映画。でも面白いんですよね、とにかくみんな楽しんで作った映画って感じがありあり。ブラピがこんな使い捨て方される映画ってなかなか無いっす。お馬鹿で刹那的なブラピの笑顔はこれぞ馬鹿って感じで様になってたなー。  8点
[PR]
by end-and-end | 2009-06-10 12:29 | 日々

今夜巣鴨で

ゴリラアイランドを見たらゴリラさんも面影聞き始めたのね、面影ラッキーホールは日本が世界に誇るバンドですな。今夜巣鴨でとか俺のせいで甲子園に行けなかったとかマジ名曲。

で、4月に見た映画メモ、10本以上見てるのでとりあえず半分くらいメモ。

1.「エグザイル 絆」
エグザイルといっても日本のモー娘男版みたいな奴らのことではない。これはまさに漢と書いておとこと読む人のための映画、香港の鬼才、ジョニー・トーが脚本なしで描ききった香港映画の傑作。様式美を極めた銃撃戦、男の友情、そして最後の写真のくだり、これを見て心打たれない男はチンポを切り落とした方がいい。男泣き必死の傑作です。   9点

2.「BOY A」
このタイトルは日本で言う「少年A」、よくニュースで犯罪犯した少年のことをあらわすのに使われるあれね。タイトルどおり、人を殺した少年時代を持つ青年が「別人」として出所しての物語。前半部は青春映画として非常にレベルが高く、主人公が正体がばれて追い詰められていく後半部分は「身近な人が過去に殺人を犯していたら、あなたはその人を許せますか?」と問いかけられているようで心に響く。浮遊感ある青春映画として、または現実を冷徹に見つめた社会派映画としても非常に優れておる傑作。そして主人公を演じた若手俳優、アンドリュー・ガーフィールド(超イケメン)の存在感の素晴らしいこと。   10点

3.「愛のむきだし」
もう今年の日本映画ナンバーワン決定ってくらいの素晴らしさ。色々あって天才盗撮魔になった少年が、とある少女に会って生まれて初めて勃起したことから始まる、むきだしの愛をえがく4時間の超大作です。「心の底から勃起しろ」ってマジ名言だな。禁欲の象徴として宗教を打ち出して、本能のままのむきだしの愛と絡ませる構成も見事だし、むきだしの愛の勝利を高らかに歌い上げるラストには心の底から感動してしまった。やっぱり愛って言うのは理屈より勃起だな。愛の真実を教えてくれる超傑作。DVDは絶対買わなきゃ。  10点

4.「フィッシュストーリー」
うーん期待はずれ、「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じ原作者と監督のコンビって事で期待したのに。多部未華子がかわいかったことだけは認めるけど。こういう話で一番大事な、いくつものストーリーが絡み合っていくところの高揚感もないし、絡み合い方が強引すぎやしないかこれ。斉藤和義の作った物語のキーとなる曲「フィッシュストーリー」はいい曲だと思うけど。っていうか杜の都はオラが街の作家ってだけで伊坂幸太郎持ち上げすぎじゃないか、なんかこの作家も、この映画とか「重力ピエロ」とか見てると小手先が動きすぎな気がするんだけど。   6点

5.「レッドクリフ part2」
僕はジョン・ウー先生の大ファンなので悪口は言わない。でもこれはちょっと大味すぎるんじゃないんでしょうか先生。いやつまらなくは全く無いんだけど。いたるところが大雑把。ちなみに日本でのサブタイトルは「未来への最終決戦」、この映画がこけたら会社がつぶれるエイベックスの気持ちが出すぎ。会社の未来をかけた最終決戦は今のところお客さんが入ってるみたいで優勢か。   7点

6.「スラムドッグ$ミリオネア」
アカデミー賞受賞作。タイトルが出て、スラムの少年たちがインドの広大な大地の鼓動を感じるような音楽とともにスラム街を疾走するオープニングで泣きそうになってしまった。確かに予定調和の恋愛映画と言われればその通りだけど、そんなことでこの映画を批判する評論家はインテリかぶれのあきめくらである。結末の予想はつきながらもハラハラドキドキして、気がついたら主人公を応援してしまう、そんな気持ちになる映画が悪い映画のわけが無い。むしろそれこそ正しい映画の姿。
不景気でいやなニュースだらけのこの世の中で、こんなまっすぐ直球な純愛映画がアカデミー賞を取ったのは実に素晴らしいじゃないか(まあ映画の出来はダークナイトとかグラントリノが取るべきだとは思うけど)。
でも、トレスポの大成功後、あんなに苦労したダニー・ボイルがこんなまっすぐな映画で栄光をつかんだっていうのは美しい物語の流れだなと     10点


眠いんで今日はこれまでだな。しかし4月に見た映画は本当にレベルが高いなー。 
[PR]
by end-and-end | 2009-06-02 01:52