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むひょーお


by end-and-end

誰かに決められたるーる

話題のアニメ、けいおんを僕も見ました。正直面白いね。京アニ製作なのね、京アニといえばハルヒだが、変な裏世界みたいなのが出てこないで、ひたすらエンターテイメントなのでけいおんの方が面白いです。

で、今更3月に見た映画のメモ。3月はひでーの見ちゃったんだったなー、自ら望んで見たんだけどさ。

1.「少年メリケンサック」
久しぶりに映画を見てむかついた。別にクドカンに真面目にパンク語れとは言わないし期待もしてないけど、これパンク好き見たら怒るでしょ、積極的パンク好きでない僕でさえむかついたんだから。前々から思ってたけどクドカンって小手先だけで中身がスッカラカン、切実さとか、そういうのが無いよね。ファッションとして映画とかやってる感じ。宮崎あおいはかわいいし役者陣は好演なんだけどねー、クドカンがどうやっても嫌いというのだけ再認識しました。               3点

2.「ダウト あるカトリック学校で」
タイトルどおり、「疑念」という感情について描かれた映画。一応、サスペンス的な人間ドラマ構成ながら、答えはどうにでも解釈できるようにして、あくまで一度湧き上がった疑念の感情がどのように広がって根付いていくのか、みたいな事を描いたお話。地味ながらなかなか面白い。フィリップ・シーモア・ホフマンとメリル・ストリープという名優どうしの演技バトルが凄い。   8点

3.「英国王、給仕人に乾杯!」
チェコの映画だそうです。第2次世界大戦前から戦後にかけての、一人の給仕人の一代記的なお話で、ひねりの効いたコネタに思わずニヤリとさせられる、大人の悲喜劇。派手さは無いけど、これもなかなかの出来。   7点

4.「永遠のこどもたち」
感動の親子愛、みたいな予告編だったのにめちゃくちゃ怖いじゃねーか、3回も派手にビクッとしてしまって恥ずかしいのなんの。すんげーホラー風味のダークファンタジーで怖がらせておいて、最後はしっかりオカルトに頼らずロジカルで、しっかり親子愛で感動できるその結末にびっくりと感動。製作総指揮はメキシコのピザデブオタク天才映画監督、ギレルモ・デル・トロ、素晴らしい映画でございやした。  9点

5.「チェンジリング」
イーストウッドの映画なんでつまらないわけが無い。「行方不明になった息子が発見されて戻ってきたけど、それは別人だった」というお話を軸に、母親の愛情とか警察の腐敗やらが描かれてゆく。警察がその気になればどんな事も世間一般的に「真実」に出来てしまうというのは怖いなー。イーストウッドの作品は最後に希望が差し込んでくる(この物語では盲目的なまでの母親の愛という形で描かれてます)のが素晴らしいです。一方、弱点はイーストウッド映画というだけで、他の映画に比べ基準点が高くなっちゃうこと、まあいつも軽々飛び越えられていくんですが。       9点

6.「ヤッターマン」
めちゃくちゃ面白いじゃん、ヤッターマン。今年最高クラスのお馬鹿映画。無意味な太もも露出やら深田恭子のまったく演技してないドロンジョさまとかとか、やりたい放題やりました感と全く心になにも建設的なことが残らないのが素晴らしい、さすが三池監督。周りがなんと言おうとこれは名作ですよ。ただ福田沙紀はかわいくない、というか顔の角バリズムがちょっと。         9点

7.「ドラゴンボール」
こりゃひどい、いやつまらないものを見るつもりで見に行ったからいいんだけど。突っ込みどころがありすぎてたまらん。話のつながらない省略っぷりとか、ひどすぎるアクションとか、かめはめ波習得は女のキス目当てだとか、かめはめ波で心臓マッサージとか、やっぱりヤムチャはへたれとか、突っ込みどころを探すのが逆に楽しくなってくるくらい。でもチチ役とブルマ役の女優さんがかわいかったからそれだけで僕は満足だ。久しぶりに心の底から駄作だと思ったけど。ある意味必見。   心のこもった1点



うーんドラゴンボールの印象が強すぎる。3月に見た映画は以上7本ですな。続く4月はすげーたくさん見てしかも大傑作連発という奇跡が起こったのでした。
by end-and-end | 2009-05-31 01:34 | 映画